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クレジットカードや電子マネー、ポイントなどに関する知識を手に入れて、自分にベストな使い方を考えよう!
当事務所のFACEBOOKで投稿されたお役立ち情報の中から、プラスティックマネーに関することをまとめたページです。
本文中では平易に書くことを目的としておりますので、各種特例等を考慮に入れていない場合がございます。
また、法律条文を出来るだけ分かりやすくご説明するため、簡易な用語の使い方・表現の仕方をしております。
税理士として開業して間もない頃、私は年会費無料のガソリンスタンド系のクレジットカードを一枚だけ所有していました。
ある日、仕事上のお礼で以前の職場の先輩を銀座のレストランにご招待した時のこと、食後のテーブル精算時、ベテランらしいウエイターさんに「このカード、使えますか?」と聞いたところ、クスッと笑って「大丈夫ですよ、ガソリン安くなりますものね」と受け取って行きました。
その言葉で、その店側から見た私の人物像が「安物の変わったスーツと時計を身につけたロン毛茶髪の『ガソリン安くなるクレカ』を使う奴」だと言うことを私は理解しました。
大手事務所勤務時代は「仕事さえ出来たら格好など関係ない、嫌なら仕事を依頼するな」みたいな感覚だったのが、その一件以来様々な場面で「信頼出来そうな人物像とは?」も考えるようになりました。
特にビジネス社会に生きる人間にはTPOの感覚はホントに大事、そのウエイターさんには本当に感謝しています。
さて次は「お得」について考えてみましょう。
各種のカードについては、使用出来る店舗等を限定するほど付与される特典は増加する、という傾向に有ります。
なので、御自身の行きつけの店で一番有利となるカードを選ぶことが「お得」への近道、と言うのが大原則です。
「お得」と言っても、値引き、ポイントが付く、予約が取りやすい、など経済的に有利となるものだけでなく、利便性を高めたり社会的信用を表すなど様々で、人によって求めるところも違うものです。
なので、様々な生活スタイルの違いによって自分に合った(最も有利な)カードは変わってきます。
御自身にとって有利な部分だけ取り入れて頂けると良いかと思います。
クレジットカード本来の重要な機能のひとつが「カード発行会社(金融機関)が所有者のステイタスを証明する」というものです。
カードのグレードは、その所有者の年収、資産、社会的立場、普段のカード使用量などを端的に表しますから、沢山お金を使ってくれる可能性が高いか低いかが簡単に推定可能。
レストランやホテルの対応がカードのグレードによって変わるのは当然、というより買いそうな人に勧めるのは商売の基本でしょう。
のように「お得」は人によって違うもの、と言う事を理解して頂いた上で、
この先はその辺りに片目を瞑り、普段使いによるポイント稼ぎ術的な記事にしようと思っています。
一般向け
クレジットカードの基本的な「お得」は、カード使用によるポイントが貰えることでしょう。
具体例は次回以降紹介致しますが、最も効率的にクレジットカードを使う基本は
可能な限り何でもクレジットカードで支払うこと
カードの枚数を持ちすぎないこと
と言えるでしょう。
「そんなにクレジットカードを使う機会など無い」と言う方でも、ガス、水道、電話、携帯、新聞、各種会費、学費、ガソリン、ETC、家賃などを全てクレジットカードで支払うだけで相当なポイントが貯まり、更に、クリニック、コンビニ、スーパー、薬局、ファミレスなどをクレカ支払とすることで、支出の殆どをポイント付加の対象にしてしまうことが出来ます。
また、クレジットカードから各種の電子マネーにチャージして使用することでポイントを二重に受け取る事も可能。
更に、これにポイントカードなどを組み合わせてポイントの三重取りも可能です。少額の支払にクレカを使用することに抵抗をお持ちの方も電子マネーで支払うのは抵抗が少ないのではないでしょうか?
セレブ向け
逆に、会費の高いクレジットカードにはゴールド(年会費1~3万円程度)、プラチナ(同2~10万)、ブラック(同5~35万)、チタン(35万~)などがあり、特にブラック以上は単にお金を積むだけでは持つことが出来ず、カード会社からのインビテーション(招待)を経て初めて持つことが許される、正に王道のクレジット(信用)カードと言えるでしょう。
これらのカードは発行会社のWebにも存在が記載されておらず、どう言う基準でインビテーションを出すのかを明らかにしているカード発行会社も見当たりません。
ゴールドやプラチナ等は、元々カードの色でグレード分けしていた事から命名されたものですが、最近では様々なカード会社から「ゴールドカラーの普通カード」「単に黒い色の普通カード」も多く発行されており、カードのグレードはカード中央付近に記されている「Gold」「Platinum」等で判別することになります。
使用限度額は数百万円から上限無し(!)まで存在し、高額商品(宝石、自動車、飛行機、家など)はカード購入、と言うのは世界的には常識。現金じゃ持ち運べないし、後から振り込むなど面倒だし、と言う層にはクレジットカード支払が最も便利でしょう。
カード所有者向けのポイント交換品リストに何十億円もカードを使用しないと貰えないようなプレゼントがずらっと記載されているのを御覧になったことの有る方も多いのでは?
また、所有者には、レストラン等の食事代、ホテルや旅館の宿泊費、空港のラウンジや各種サロンの使用料などが廉価または無料となるサービスや会員専用電話コンシェルジュが24時間スタンバイしているなど、使い方によっては会費の何倍もの特典を得ることが可能。
コンシェルジュに電話すると、旅行予約サイトで取れなかった飛行機の座席が取れ、満室とされているホテルの部屋の予約が取れ、しかも通常料金で特別室に宿泊、旅行先のレストランの予約も代わって行ってくれたうえコース料理が半額、等という「超お得」が満載だったりします。
これらカードの所有者は毎年物凄い金額をカードで決済し続けて選ばれた「超々上客」なので、当然なのかもしれません。
極々選ばれた人に限られますが、これこそ究極の「お得」と言えるでしょう。
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